ぽへ

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ポケモンバイオレット 旅の思い出

注意

この記事にはポケットモンスタースカーレット/バイオレットのネタバレが含まれています。
































































初めて作ったサンドイッチにして、ネタバレ防止のサムネ画像

概要

ポケモンバイオレットをクリアしたので感想というか、手持ちの思い出を書き残す。
ストーリークリア時の手持ちというのは特別で、道中に色々なドラマを生むものなので、クリアした余韻の勢いでストーリーを駆け抜けた思い出とともに所感を書きなぐるものである。
※進行度としてはエンディングを見た直後にこれを書いているが、ストーリーとしてはエンディングで終了というわけではないため、今後のゲームプレイで感想が変わる可能性はある。

ストーリーの感想としては、一言で表すと「エモかった」。
宝物というワードがおっさんの涙腺に効果抜群のため、特にスターダスト☆ストリートは毎回ウルっと来た。
学園ものということもあってこれまでの作品のようなわかりやすい巨悪と戦っていく感じではなく、なんだかんだで登場人物がみんな善人であり、メインキャラが各々モヤッとしたものを抱えながら前に進み、自分だけの「宝物」を見つけるというストーリー展開が非常に爽やかで良かった。「ひと夏の思い出」感というか(もう冬と言っていい季節だが)、幼い頃にポケモン映画を見た後の感覚に近いものを覚えた。

手持ち(クリア時)

ラウドボーン
最初の相棒。進化した時はなんだこいつ首から上に比べて首から下が貧弱すぎるだろおれのかわいいホゲータを返せと思ったが、進化前後のギャップがでかいだけでそれを乗り越えたらちゃんと愛せるようになった。特に攻撃モーションなどで前足を上げた姿はカッコ良い。ずっと立ってろ
戦闘面では格上相手にニトロチャージとフレアソングで積んで全抜きを狙えるので良かった。が、足が遅い、弱点を突かれやすい、ニトロチャージは物理技なのでフレアソングとの嚙み合わせが微妙、となかなか思い通りに通せない場面も多かった。



キョジオーン
序盤のMVP枠。幾度となくPTの危機を救ってきた。
継続固定ダメージの塩漬けがかなり壊れ寄りで、一回打っておけば後は適当に回復してるだけで勝手に相手が倒れてくれる(ストーリーでは楽をしてアイテムをつぎ込んだが、キョジオーンは自己再生を覚えるため対戦でも同じ戦法が使える)。物理方面も硬く半端な一致弱点技なら一回耐えてしまうため、時間稼ぎとしてもかなり役に立った。特性も壊れており(状態異常無効かつゴースト半減)、鈍足岩単とは思えない活躍っぷりであった。
ストーリーが進むにつれ他の手持ちに役割を奪われつつあったが、時間稼ぎ係としては役に立ってくれた。



パーモット
中盤以降のMVP。雷の石も反応せず20レベル上げても進化の兆しすら見えなかったため進化方法をTwitterで調べたのは内緒。
高いASから反動無しタイプ一致120技を使い分ける化け物で、ニックネームの名に違わぬ八面六臂の活躍を見せた。一致技以外にも強い物理技はだいたい全部覚える(特に冷凍パンチが偉すぎる)ため、ストーリー終盤でも大活躍。四天王以降のトレーナー戦はだいたいこいつが4体倒す + 残りの手持ちで2体処理という流れで進んでいったほど。
でんそうこうげき(漢字がわからない)はテラスタル時に電気タイプを失わないのでテラスタル適性も高い。



ヘイラッシャ
水技の一貫を切りたい、かつ地面の弱点を突きたいという理由でその辺で適当に捕まえた水ポケモン(今作は実用に足る新規水が少ない気がしている)。
水単かつ高耐久のため終盤ではキョジオーンに変わって時間稼ぎ役として優秀な役回りを見せた。でかいので狭い洞窟でレッツゴーしようとすると大変なことになる。



セグレイブ
剣凸bot。四天王初見で最後の最後に出てきたテラス竜セグレイブにボコボコにされたのをきっかけに雪山で進化前を探し回り、溜めてあったアメを食わせまくって即戦力にした。
巨剣突撃は小回りの利く逆鱗として上から殴る上では強い。氷技はパーモットで間に合っていたため、ほぼほぼ余った敵に剣凸するだけの役割を務めていた。 しかし腐っても600族であり(対戦含め)今後は活躍の機会があるだろう。



リククラゲ
あまりにも重すぎる地面の一貫を切るためだけにその辺で適当に捕まえた(リククラゲ/セグレイブ捕獲前はデカヌチャン/ブロロロームという面子で、チリに地面技を撃たれただけで一瞬にして崩壊した)。
胞子が確定後攻技になったと思って喜んでいたがこいつの特性がそうというだけだった。地面の一貫を切った上で草技で倒すという想定通りの役割をきっちり果たしてくれた他、胞子で捕獲役としても思わぬ活躍を見せる場面もあった。

手持ち(最終的に抜けた)

一時的に手持ちに入ったポケモンは数多くいるが、その中でも印象的なものをいくつか挙げる。

  • あらくね(ワナイダー)
    最初(正確にはイベントのグルトンの次)に見つけて捕まえたポケモンポケモン界で蜘蛛と言えば真っ先にアリアドスが思い浮かび、さすがにそこまで弱いポケモンを作ることはないだろうという期待を胸に手持ちに入れていたが、進化したら意味不明な姿かたちになった上、将来性もないため解雇された。

  • ザシアン(デカヌチャン)
    タイプ的に将来的にザシアンになることを見込んで名づけたが、進化後はザシアンとクチート(非メガ)を足して3で割ったような性能だった。タイプも特性も専用技も強い、かつ耐久もそこそこあるため戦力として悪くはないのだが、期待していた火力面でデカハンマーは強いがそれ以外が弱い、またPT事情として地面が重いという理由で泣く泣くボックス送りになった。

  • バンチョー(イキリンコ)
    はりきり + 燕返しで序盤無双鳥と化していた。図鑑埋めの都合で後ろに2枠空きがあったためこの後進化が控えているのかと期待していたが、ムウマを発見したタイミングでその幻想が砕かれたためボックス送りになった(ポケモン初見最大の楽しみは手持ちの進化にあるので、今後進化しないポケモンはボックスに送られがち)。

  • ゴンドウ(ナミイルカ)
    期待の水枠として採用してたが一切活躍せず、一向に進化する気配も見せないためしびれを切らして解雇した。「友達と」通信中にレベルアップで進化というぼっちには鬼畜極まりない進化条件のため手放したのは賢明だったと言えよう。

  • つばくらめ(タイカイデン)
    2進化目があるものと思って雇用していたが先がないことが判明したこと、サンダーとして運用するには耐久数値が低すぎること、電気タイプはパーモットで事足りていたことなどから解雇された。

  • フオ(ブロロローム
    何か意味のある名前を付けようとして間違えて決定してしまったのだが、本当は何と名付けたかったのかを忘れてしまった。こいつが何か仕事をしたわけではないが、ラウドボーン + パーモット + キョジオーンがメインを張っていた当時のPT事情的に地面4倍のポケモンを採用するのが死ぬほど面白かったので一時期手持ちにはいっていた。悲しいやつである

さいごに

今作はまあ色々あったと推察するがバグも多く従来のポケモン作品と比べると快適性の面で不満があることは否めないが、そんなものを全て吹っ飛ばすようなエモと面白さのあるゲームなので、もしプレイしていない人がこの記事を読んでいるなら今すぐ購入すべきだと思うし、プレイ済でこの記事を読んでいる人はその時間でレイドなり金策なりした方が良いと思いました。